2017年度 本部主催「授業づくり講座」のお知らせ

 

 歴教協本部では、2017年度も社会科の授業づくり講座をおこないます。

授業に悩む若い教員の皆さんや、社会科教員を目指す大学生の皆さんには特にお勧めです。

 

 

 (2016年度の授業づくり講座のお知らせ・報告はこちらのページをご覧ください)

 

11月授業づくり講座のお知らせ

 

テーマ

高校 「教育困難校の生徒たちと授業をつくる」

講師

浅尾 弘子さん(千葉県 高校教諭)

 

 

内容

教育困難校」と呼ばれる学校の困難さはどういうものなのか、具体的に紹介します。その上で、そういう学校でやるべきことは何か、授業はどうすればいいのかを紹介しながら、教育困難校は本当に「教育が困難」なのかを考えます。私たちは、「基礎学力」とか、「基礎知識の定着」とか、あまり深く考えずに使ったり、センター試験で60点が「普通の学力」と思いこんでいたり、テストの点数で「頭がいい」とか「頭が悪い」とか判断してはいないでしょうか。私は社会科の授業と社会科の学力についてみなさんに私の考えを知っていただき、議論していただきたいと思っています。よろしくお願いします。

会場 東京学芸大学附属竹早中学校

日時 2017年 11月19日(日) 10:00~13:00

教員の方,学生の方,教職を志す方,どなたでもお気軽にご参加ください。

普段着で構いません。 ※ 参加費 500円(学生は200円)

事前予約などは必要ありません。途中参加,退出も可能です。 

11月講座チラシ
「教育困難校」と呼ばれる学校の困難さはどういうものなのか、具体的に紹介します。
Microsoft Word - 11月講座チラシ(決定版).pdf
PDFファイル 193.1 KB

7月授業づくり講座の報告

社会科授業づくり7月講座報告~江戸城周辺と靖国神社を歩く~

1.日 時 :7月16日(日)10:00~16:40

 

2.参加者数:22名(猛暑と学期末の過労から体調を崩し、直前にキャンセルした方5名!)

 

3.講師の先生(東海林先生)から8月3日にいただいたコメントです。)

  暑い中、熱心に参加していただき、ありがとうございました。皆さんのような方々と一緒に歩くことに依って、さらなる教材研究の大切さ、面白さを感じます。

退職後は、時間的なゆとりができ、平日しか開館していない資料館等に出かけ、一次資料に対面しては歴史を直に体感しています。それと同じように、歴史の現場に立ち、さまざまな角度から眺めてみるというのも面白いです。ただし、現場は今となっては何も語ってくれませんので、その証言資料が必要になります。その資料の一つに時間がかかりますが、一次資料があります。こんなことを繰り返す中で、現職時代には知らなかったことが今になってわかってきたことがたくさんなります。お忙しい日々、子どもたちのために日々奮闘している皆さんに、学んだことを少しでも伝えていきたいと思っています。

優秀さの面で、世のチルドレンとの違いを発揮した中学生のYさんとKさん、ちょっと難しくてごめんね。

実行委員の方々のきめ細かなご配慮と運営で無事に終わったことを感謝いたします。交流会も含め、楽しいひと時、ありがとうございました。 明日からの神奈川/関東大会でも学び合いましょう。

 

4.講座の感想

  •  今回、詳しい解説をしていただきながら見学でき、大変勉強になりました。自分で行っていたらおそらく通り過ぎていただろうというような、文字や像などで立ち止まって、それが意味することを知ることができました。そもそも、靖国神社は太平洋戦争にかかわるものというイメージが強く、今回、戊辰戦争から始まるものだと知り、驚きました。自分の勉強不足を 痛感します。賊軍と言われる人たちは祀られていないというところに、不平等さを感じました。砲台が今も残されていること、でもそこには何の説明もなく、本来の意味が知らされていないことがわかりました。こうして、歴史は風化していってしまうのかと思い、危機感を感じました。私たちは、事実をきちんと知り、伝えていかなければならないと思いました。
  •  戦争による死を尊い死、天皇=現人神も祈ってくれるありがたい死ということで済ませるために必要な装置だったということが分かりました。江戸城の様子も伺ったことがない場所だったので、魅力的でした。企画して下さった皆様、ありがとうございました。
  •   説明がすごく分かりやすかったです。皇居とか初めて行く場所だった。東海林さんのガイドで様々なこと勉強できました。遊就館で、21カ条の要求や南京大虐殺がなかったり、歴史の歪みがあることや、明治を理想化している面を見ることができたのは良かったと思う。このような歪みを正しい歴史で直して欲しい(していきたい)。
  •   靖国神社のFWは3回目でしたが、繰り返しお話をうかがって、やっと定着したことや初めて聞く内容などさまざまで、一日中勉強になりました。 よく考えれば当たり前なのですが、説明を聞きながら皇居を歩くと、石垣や堀、櫓、跳ね橋などがあり、「やっぱり城なんだな」と実感しました。 靖国神社では、様々な問題点をはらむ展示物の中で、清から戦利品として奪った狛犬と徴兵保険の会社が奉納した灯籠が印象に残っています。子どもの獅子が乗っていて、お尻の穴まである、とても珍しい狛犬の石像はやはり清の富の象徴だったのでしょう。「戦利品」を意識して戦争を見たのは初めてでした。また、徴兵制度ができたことで「徴兵保険」が生み出されたこと、さらには保険会社が儲かって灯籠を奉納したことは、とても興味深かったです。ガイドの東海林さんは、穏やかな口調で今までの蓄積の中から厳選した内容の説明をしてくださり、とてもわかりやすかったです。口調は穏やかでしたが、重い資料を持ってぐんぐんとみんなを先導して下さる強さも感じました。その説得力のある説明は、東海林さんが原資料をあたってこつこつと検証を重ねていることが背景にあるのだと思いました。
  •   普段、皇居や靖国神社をじっくり見ることは、あまりないので、今回のフィールドワークは、とても貴重でした。様々な箇所で今まで知らなかったお話が聞けて「そんなこともあったのか」と、それまでの知識の幅がさらに広がりました。東海林先生は、とても詳しく分かりやすく説明されていて、その中でも印象に残っているのが遊就館です。遊就館は、一般的な歴史資料館と比べ、戦前・戦中を主としていたり、「あれ?」と思うような説明がされていたり、と特殊でした。そんな遊就館で戦時中の兵器などを見ながら、その当時の話を東海林先生から聞いて、改めてもう二度とこんな戦争をしてはいけないなと思いました。あのような惨禍を、もう二度と引き起こしてはなりません。米軍基地問題、慰安婦問題など問題はたくさんありますが、どのような形にせよ、戦争はしてはいけないということだけは明白だと思います。

 

5.担当者より

 今年度も、「社会科授業づくり講座フィールドワーク」への御参加、ありがとうございました。

今回の靖国神社と江戸城周辺のフィールドワークでは、東海林先生のきめ細かなご説明やたくさんの資料を拝見させていただいたことで江戸城周辺の史跡、靖国神社のつくられた目的や歴史的意義などを学ぶことができました。また、靖国神社の案内を80回以上もされている東海林先生の学ぶ意欲や探求心を参加者一人一人が、感じ取ることができたのではないかと思います。本当にありがとうございました。猛暑の中でしたが、22名の参加者が集まり、昨年度の全生園フィールドワークに引き続き、おかげさまで今年も大盛況でした。何よりも勉強熱心な中学生が参加してくれたことが嬉しかったです! さすがI&Kチルドレンですね()

 

  次回の授業づくり講座は9月です。皆様のご参加をよろしくお願い致します。

7月授業づくり講座

 「江戸城周辺と靖国神社を歩く」をテーマとして、フィールドワークを行いました。

 

日時     2017年7月16日(日) 10:00~16:40 (懇親会あり)

講師・案内  東海林次男さん(東京歴教協会長)

集合場所   昭和館前 (メトロ「九段下」下車)

参加費    一般 500円、 学生200円

 

7月授業づくり講座のお知らせ
「江戸城周辺と靖国神社を歩く」というテーマの現地見学のお知らせ
Microsoft Word - 2017年7月授業づくり講座のお知らせ.pdf
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2017年 「授業づくり講座」年間予定表

2017年度 社会科授業づくり講座年間予定表 <改訂版>
★予定表を見るには、「ダウンロード」をクリックしてPDFをダウンロードしてください★
2017年度社会科授業づくり講座年間予定表.pdf
PDFファイル 140.1 KB

5月「授業づくり講座」の報告

 「中学校社会科『どのように』から『なぜ』へ」

    2017年5月21日(日)   講師 倉持 重男先生(埼玉県元中学校教員 現大学講師)

                  担当 宮下 和洋    参加者 13名(講師含む)

1.倉持先生からのコメント

 先日は、遅刻した上にバタバタとして大急ぎの報告になってしまい、満足に説明できず誠に申し訳ありませんでした。その上こんな温かい感想を送っていただいてありがとうございました。感謝です。豊田さんにも渡します。時間不足となり、「どのように」から「なぜ」への地域バージョンと近現代バージョンが話せなかったことが心残りです。実行委員の方の温かい運営と援助に感謝します。

 

2.参加者の感想

  <倉持先生へ>  

  • 倉持先生の「生徒に質問させる」授業は。ロスステインという方の「たった一つを変えるだけ」と、非常に近いなと思いました。
  • 授業づくりとクラスづくりと学校づくりが全てつながっているということが、先生のお話からとても良くわかりました。
  • 先生の紙貼りシステム、とても素敵だと思います。最後にどんな授業をしたのかが一目でわかるのと、みんなで同じものを見て考えるのがあたたかく、楽しい授業につながるのだなと思いました。
  • 倉持先生の人間性に深く打たれました。授業が上手になるだけでいいのか?という問いかけは重要だと思いました。

<豊田さんへ>

  • 実際に現地に行き、三線を学んで沖縄の今を伝えようとしていることが素晴らしいです。「普天間=危険→移設すべき」という素朴な発想を沖縄の世論調査でひっくり返し、移設だけでないことに目を向けさせていたことが良いです。ただ、「移設の賛否」だけの選択肢でよいか、基地経済の実状を示さなくてよいかなど、検討が必要かと思います。また、中1の地理を念頭に置くなら、沖縄の豊かな自然や特色ある産業も視野に入れたいですね。
  • 「(良い意味で)際どい」実践をしたことがなかったので、豊田さんはすごいと思います。勇気がいることです。人によって立場・意見が違うという大事な部分を学べるのだと思います。
  • 三線から導入して感性を揺さぶるのが良かったです。沖縄の人々の思いに寄り添い中学生に事実を伝え、考えさせていく過程が良く考えられていたと思います。9月に引き続き沖縄授業の交流を深めていきたいと思いました。

 

4.担当者より

    今年度、最初の授業づくり講座、ありがとうございました。倉持先生の人柄がとても気さくで面白く、軽快なトークで、あっという間に時間が過ぎてしまったように感じました。長い教員人生、挫折や失敗があり、そこから立ち上がるからこそ、子ども達のために素敵な学級経営や授業づくりができるのだと思いました。私も子どもたちの「なぜ」を大切に授業をつくっていきたいと思います。たくさんの資料もいただき、ありがとうございました。

 

    また、今回は学生の豊田さんが、「沖縄の基地の移転問題」について模擬授業をしてくれました。授業をつくるにあたって、実際に自分の足で沖縄へ行き、教材研究する努力や熱意は、我々教員も大切にしたいところだなと思いました。また是非とも実践報告をお待ちしています!  

5月 「授業づくり講座」のお知らせ
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>>2016年度の授業づくり講座のお知らせ・報告はこちらのページをご覧ください

 

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  • 次回TOUTH SALONは 12月8日(金)

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  • 次回湘南支部例会は 11月24日(金)

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次回例会は11月18日(土)

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