「横浜支部」の活動ニュース

 

中学校の部会でしたが、2017年より「横浜支部」となりました。

小学校や高校の教員(現役・元)も自由に参加し、

横浜・県民サポートセンターを主な会場として、

2カ月に1回、例会を開いています。 

 

第5回横浜支部例会のお知らせ

 次の例会は、10月5日(金)を予定しています。

みなさま、今から予定表に入れておいてくださるとうれしいです。

第4回横浜支部例会の報告

第3回横浜支部 報告

――69日(金)18302100 於:県民センター712 参加者:14

 今回も、前回に引き続き情報交換と、夏の大会レポート準備会として開催しました。前回は、参加者が少なかったですが、今回は初参加の方3名(若手教員、教育実習生)を含む、多くの参加を得ることができました。

2本のレポートは、数年間の実践の蓄積の上に成り立つもので、いずれも質が高く、議論をするのに時間が足りませんでした。結果、30分ほど延長して濃密な3時間でした。

 

1.多事争論-最近関心のあることや学校のようすなど紹介をしました。

①世界史担当で新任、「歴史総合」に関心あり。

②教育実習のため福岡から戻り、来年は神奈川の教採をうけるつもり。

③千葉歴教協の取り組みに参加していて、新任の神奈川の例会を探して参加。

④担任1年目、テストの仕方も学校で違う。

⑤子どものための港南区の歴史を書いていて横浜刑務所をフィールドワーク。

⑥障がい者の作業所では、日当150円。その理由は障害者総合支援法の仕組みに。

⑦アジアフォーラムでの証言を本にまとめたい。

⑧道徳教科書採択の在り方について。

                      ・・・・・などが意見交換されました。

 

2.【大会レポート準備会part2】

(1)FTさん報告「高校生が探究する戦争遺跡―フィールドワークで学ぶ近代日本の戦争―」をめぐって

① 7年間にわたる「課題研究」(昼休みなどの隙間時間を活用)で生徒たちが取り組んだ、毎年異なる地域の戦争遺跡を中心とした歴史の掘り起こしのようすを紹介。いずれも全国高校生歴史フォーラムで受賞するという、すぐれたできばえのものです。

扱ったテーマとして「小野路農兵隊」「子どもの国の弾薬庫」「戦車道路」、昨年神奈川大会で卒業生が報告してくれた「戦争捕虜へのメッセージ」の概要について報告があり、とくに、学校付近の「日露戦争紀念碑」の調査で戦没者調べについて、豊かにその内容を伝えてもらいました。

② 質疑では、参加者の皆さんから、どうしてこのような取り組みができるのかに関心が集まり、生徒のようす、学校の取り組みとしての全体像、歴史フォーラムについて、Fさんの学校の中での位置など質問がとびました。また、日露戦後の慰霊の在り方にも関心が及び、旅順の白玉塔に関する質問もありました。戦争体験者が減っていく中で、戦争遺跡の存在が重要になってきますが、教員が生徒や地域の方に働きかけて、その意味を探究していく実践が大切だと感じ、F報告に学びたいと思いました。

 

(2)TM報告「敗戦から71年、明治維新から149年を「ムシの目」で振り返る―教科書には出てこない人々の歴史―」をめぐって

① 前任校に赴任して授業をするなか、生徒の力をつけようとはじめた1年間自作プリントによる授業。目の前の生徒たちにとって学びがいのあるものにしようと、凝らされた工夫の数々が紹介されました。生徒にとって身近な存在や、教科書にはのらないがユニークな存在の人物を介して、歴史を学ぶ構成。教科書をしっかり読んでほしいので、基本知識をとうたあと、この時間で考えてほしいテーマについて魅力的な教材を配置。「鳥の目」と「虫の目」をどう構造化したらいいかが、今後の課題と述べられました。

② 質疑では、統一テストで実施しているということからその実情や各校の評価の仕方に話が広がりました。また、どうやってこれだけのプリントを作成しているのか、短い授業時間にどういう店舗で進めているのかといった実践面での工夫に質問がでました。また、魅力的な教材も多く、その入手方法などについてのアドバイスもありました。F報告と合わせてきくと、多様な歴史実践が示され、とても奥行きのある検討素材が提供され、充実していたとともに、人間の経験から歴史に迫るという共通点も感じました。

 

3.今後の例会について

①次回は、2018105日(金)1830~ 県民センター307会議室

・【多事争論】社会や教育の話題提供、授業事例(プリントなど)の紹介

・【授業研究レポート】KRさんの報告

・【情勢分析】中学道徳教科書の採択状況

②例会の見通し

10月以降で講演会(松本さん)の実施を検討する。

③昨年度会計報告と今年度見通し(Sさん)

 

 


第3回横浜支部例会の報告

427日(金)18302100 県民センター702

第3回横浜支部 報告

――427日(金)18302100 於:県民センター702 参加者:6名

 今回は、2018年度の立ち上がりの中での情報交換と、 夏の大会レポート準備会として開催しました。4月の連休直前という日程もあってか、残念ながら参加者は多くはありませんでしたが、濃密な議論を行うことができました。

 

1.多事争論-授業開きの様子や近況報告を出し合いました。

古代出雲製鉄炉を訪ねる旅

:島根県雲南市吉田町などを中心とした古代製鉄の様子の紹介や、 江戸時代以降の鉄師を中心とした地域社会の形成についてなど、4 月初頭の巡検で分かったことの紹介。

高校日本史・世界史・政治経済の授業開き

:『アフリカ文明史』から歴史を学ぶことの意味、 足元三浦半島と日本の近代、One for All, All for Oneという言葉から社会を考える。

高校日本史「戦争と平和を考える」授業開き

:ボブ・ディランやジョン・レノンの歌詞と、その邦訳( 忌野清志郎など)から反戦のメッセージをきくという授業開き。

                      ・・・・・などが意見交換されました。

 

2.【大会レポート準備会part1】OT報告「 歴史教材としての「公害」「環境問題」新科目「歴史総合」 の素材案」をめぐって

夏の大会レポートの事前報告。主に水俣病を事例に、 公害の扱い方が「経済成長の光と影」 で終わっていいのかと問題を立て、現代史の中での「公害」 が持つ意義を「開発」イデオロギーとの連関、 帝国主義への遡及や南北問題との接続、70年代の市民連帯の紹介 と「反近代」としての公害研究・ 公害闘争分析などの話題から考えました。また。「 カナダの水俣病」に取り組んだ授業実践例を紹介しました。

質疑では、参加者の皆さんから、ご自身の公害経験や、 自主講座への参加経験。70年前後大学で学んだ地理学の状況や指 導要領に「公害」 を盛り込んだ大学の先生の記憶など同時代史的な貴重な話を伺いま した。また、 公害遺跡の保存によって何を記憶するのかといった問題にも広がり ました。

 

3.今後の例会について

次回は、201868日(金)1830~ 県民センター712

・【多事争論】社会や教育の話題提供、授業事例(プリントなど) の紹介

・【夏の大会レポート準備会part2】Taさん、 Fuさんの報告

例会の見通し

 

9月か10月個別レポート(Kaさん)か講演会(松本さん) の実施を検討する。

 

第2回横浜支部例会の報告

201829日(金)18302100

■県民センター702 参加者12

 

■内容

①多事争論

・名護市長選の前後に現地にいっていたMoさんから報告があり、意見交換をしました。基地問題の争点化が外された選挙でしたが、現地では市民たちに自分たちの選挙という意識の高さを感じたこと、選挙結果に関係なく辺野古では座り込みが続けられていた様子など教えてもらいました。Naさんから敗れた稲嶺さんの人柄について紹介がありました。

・上郷深田遺跡について、Koさんから紹介をしてもらいました。関東では珍しい平安時代の製鉄所の遺跡ですが、現在都市開発が進められようとしています。地域の人々や研究者で守る会が3年前に発足し、しっかりとした調査を求めているところです。

・静岡で文化財保存に携わられているKiさんから、自己紹介がてら百舌鳥古墳群や沖ノ島などで問題ある世界遺産登録のありかたに関心があるというお話がありました。

 

②研究報告

OKさん「入試制度改革から考える教育制度―アンケート調査を通した考察―」

・提出したばかりの卒業論文の内容に基づいて報告をしてもらい、現場教員とのディスカッションが行われました。

・神奈川県立高校の入試制度について、現在の「共通選抜」制度に至るまでの変遷が学習指導要領と関連付けて説明されました。

・中学・高校の教員に行われたアンケートに基づいて、前期選抜制度の評価や、入試改革について生徒・保護者のようすのとらえ方について考察が加えられました。

・学力評価がテストに一本化する「学力の標準化」と高校の特色化が学区制廃止とともに結果的に偏差値での輪切りかを招くという「学力の形式的特色化」があいまり、社会格差を増幅していると分析。

・学力の3要素をこのような入試制度で問うという現状は、かえって総合的な人間育成が交代するという指摘がありました。

・今後、大学院で様々な県立高校での総合的な学習の時間や特別活動でどのような「総合性」が図られているか分析してみたいという抱負が語られました。

 

【討論】

・小中高の教員、保護者など様々な立場から活発な発言があげられました。

・学区制撤廃のもたらしたこと、高校選抜をどう考えるか、面接試験の意義、主体性をはかることは可能か、相対評価と絶対評価の問題、新自由主義的な教育政策との関連、理想の高校入試、格差をなくす教育の実現などが語られたり、議論されました。

 

 

③次回:4月例会について

427日(金)18302100 県民センター702

 KRさんの15年戦争にかんする授業実践(12月例会SCさん報告を受けて)

6月例会 京都大会に向けての個別報告会(予定)

・そのほか、国大との交流、市内のフィールドワーク、講演会を追求する。

・会計については、当面Siさんにお願いをする。

 

④そのほか

・教育科学研究会から神奈川大会の分科会世話人の依頼が来ています(詳細はOKさん)。

 

 

 

 

第1回横浜支部例会の報告

 2017年12月15日(金)18:30~2100 県民センター712 参加者:15

 

 

1.多事争論(社会や学校の出来事を話し合う)

 

①辺野古闘争の現状と沖縄普天間ヘリ窓落下事件の報道のありかた

 

②名護市長選

 

③高校入試の問題

 

④沖縄基地問題、「ブラック校則」

 

⑤ゼロトレランス

 

 

 

2.SCさん報告:山田朗「日中戦争開戦80年にあたっての歴史認識の再構築」『歴史地理教育』20177月号をめぐって

 

  1.  山田論文では、安倍晋三首相の2016年末真珠湾での演説が示した戦争は真珠湾から始まるという歴史認識に対して、アジアと の戦争の不在、とくに山東出兵以来の日本の侵略の問題が抜け落ちる歴史認識の問題が指摘された。世界戦争に至る各段階がわかりやすく論じられていた。
  2.  Sさんが使用していた東京書籍の中学歴史教科書を事例に、2012年版と2017年版の日中戦争前後の記述を読み比べた。2017年版では「侵略」という見出しが消えたり、南京大虐殺の記述が減らされたりしていた。これらは検定基準の改悪の影響。他の部分では「八田與一」や「松山捕虜収容所」など育鵬社による叙述が見られた。教科書叙述は厳しくなっているが、残されている良い部分をどう授業に活かせるか考えようと提起があった。
  3.  質疑では、現場での教科書の使い方(他の教科書との比較資料の準備、1回の授業であつかえる内容)についてや、12年間自由社・育鵬社の教科書を使っている横浜市の子どもたちへの影響、父親母親世代の歴史認識の問題(中国との戦争が抜け落ちる)、中学生が上がる高校や大学での歴史教育の重要性、討論授業など生徒自身が考える場面の作り方などが議論になった。

 

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